2023年5月 東京の畑、今月の旬
5月29日 月曜日
雨時々曇り 20℃/18℃
梅雨入り??
5月中に梅雨入りするかもと言われていますが、今週末には台風上陸かもなんて不思議な天候。東京は雨が降ったり止んだりです。
ネギ、先日定植したところですが、6月中に2回ほど定植予定。梅雨に入ってしまうと本当に定植のタイミングを見つけるのが大変なんです。何せずーっと雨なので・・・。たまに晴れた日に土いじりできるかと思いきや、数日来ため込んだ雨水で畑は泥状態なので、耕すこともできません。次はいつ定植できるのやら。
5月は総じて出荷物よりも定植や生育の様子を発信することが多い月でした。畑の顔ぶれ、様子は本当に毎月大きく異なります。
5・6月は近藤ファームの1年のなかでも1.2を争う忙しさ。定植、管理と収穫が重なって一気に忙しくなります。繁忙期でも頑張りきれるのは、日々畑で育つ野菜に自分たちの姿を重ねて元気を貰えるから。
6月も頑張ります!
5月27日 土曜日
晴れ時々くもり 26℃/16℃
充実のカブ
鮮度満点のカブ、収穫が続いています。5月は例年よりも雨が多く日照量が足りていないこともあって大きさに不安がありましたが、カブはおおむね好調。小売りに給食に好評いただいています。
当園のおすすめは、キュウリと一緒に浅漬け。収穫し持ち帰ってすぐに漬けると鮮度が高くぴちぴちとした味わいが長く楽しめます。
カブはこのまま7月まで継続して出荷予定。梅雨時期は収穫調整が大変になりますが、水を吸って大きくなったカブをお届けできる予定です。
5月23日 火曜日
雨 14℃/13℃
農業の法律の見直しがあり、
代表近藤が取材を受けました
農業を支える法律は沢山ありますが、その中でも食料・農業・農村基本法という柱となっている法律の見直しの時期が来ており、当園近藤にも聴き取りと取材がありました。
この法律では、国として今後どのような農業、生産を進めていくのかの理念と根幹を定めていますが当園もこの法律の方針に沿って今後の計画を立てています。
現在全国的に農家の高齢化と農家数の減少が叫ばれていますが、同時に「担い手」の育成が必要であると言われています。
「農家の数が減ること」は決して悪いことばかりではありません。現状、基本的に畑を持っていれば農家であり、50万円以上売り上げがあれば生産と販売を行っている農家として認められてしまいます。しかし、農業だけで生活を維持できている農家の割合は決して高くなく、
しっかりと作物を生産し販売をする、雇用を実現し地域で大々的に生産を行う「担い手」が農業の未来を創っていくと考えられています。
しかし、農業の現状を知らないままに法律を制定すると、「農家数が減っていること」に目が向きがちです。しかし、生産が上手くできず売り上げが立たない農家は、農業を行うことも苦しいため、本来は別の仕事をしたいはず。今の法律では生産ができない農家を支援し、生産が得意な農家への応援が足りていない、強みを伸ばすのではなく弱みを埋めようとする側面が強い状況です。
生産がきちんとでき、しっかりとした作物を継続的に出荷できる担い手を支援する法律に変わっていくことを強く願っています。
5月22日 月曜日
くもり 29℃/18℃
明日から雨だから!
今日は当初の予定を大幅に変更し、午後から一気にネギの定植を行いました。
12月ごろに収穫予定のネギを、約2反分、収穫時の量としては5トン分くらいを1日で植えてきました。
どの野菜もそうですが、一番大切なことは根が畑の土に活着すること。そのため、ベストな定植時期は雨の前日、もっとベストは雨の直前です。
今日は夕方から降るかもしれない予報だったため、なかなかベストなタイミングで定植ができました。
今期からネギ苗の育て方や定植時の苗の状態など、マイナーチェンジを沢山試みています。これらの試みが無事功を奏したら、これまで1反あたり3トン程度だった収量がもう少し伸びるようになります(1本1本をもっと立派に育てられます)。
東京都内の給食を、食卓を一層地元の良い野菜で満たしていけるように、日々沢山の工夫を繰り返しています。
5月19日 金曜日
くもり 24℃/19℃
トウモロコシ出荷間近!
今期初挑戦のトウモロコシ。
もともとは土づくりを主な目的に、実自体はおまけ的なとらえ方で取り組み始めたものの、いざ育ててみるとぐんぐん育つこと育つこと・・・・。
1本の苗に1つの実が基本という話だったのに、2つ育っているものもあったりして、見ていた楽しくて仕方がありません。
今や190センチほど、誰よりも大きくなったトウモロコシ。月末から収穫予定です。でも、収穫もどうやってやるんだろう、ワクワクしています
5月15日 月曜日
雨 18℃/14℃
キュウリ間もなく旬、その後最盛期へ
順調に成長しているキュウリ。2日に1度の収穫から、毎日収穫が必要になってきました。
東京ではこれから3か月程度、地場産コーナーのキュウリが最盛期です。近藤ファームではだいたい8月一週目まで出荷し続けます。
今の時期のキュウリの特徴は何よりも瑞々しい若さ。緑の色が濃く、短くてもしっかりした張りがあります。
水分たっぷりのキュウリは特に鮮度の影響をうけます。今年も地元のキュウリをたくさん食べて、熱中症に負けない体づくりを!
5月13日 土曜日
雨 17℃/15℃
今年一回目の・・・
サツマイモの苗の定植が始まりました。定植の春、これでこの一か月での定植野菜は6品目め、やはり年間で一番畑で育つ成長期なんだなあ。
サツマイモ苗は仕入れの方法がいくつかありますが、今年はサツマイモ苗を小さい苗で買って自分たちの畑で育ててきました。上の写真のようにびっしりと生えそろったツルから定植用の苗を切って畑に植えていきます。
苗の植え方にも種類がありますが、今年は船底植えという定植方法で統一。昨年色々と試した結果、一番収量が取れそうなのがこの植え方。毎年着実に、小さく育てて大きく伸ばすを実践しているサツマイモ。今年は1反あたりの最高収量を目指します。
5月12日 金曜日
くもり 21℃/10℃
天気が不安定な5月、のらぼうなのその後
GW期間は晴れが続いて良かったものの、今年の5月はなんとなく日照不足な気がしています。ネギの成育が例年より遅れているところも、もう少ししっかり晴れが続けば変わるような。。。
今日は4月に収穫を終え、その後しっかりと耕したのらぼう菜の畑です。さすが地元にしたま原産の野菜、土着しそうな勢いで伸びてきます。
他の野菜は育ってきた個体から種を採取して翌年植えても育たないことが多いのですが、のらぼう菜は放っておくと野生化してしっかり土地になじむそうです。原産野菜って雑草のようなものなのでは・・・と思っています
5月10日 水曜日
快晴 25℃/11℃
根付きと育ちの初夏
種蒔きの晩冬、定植の初春~春と経て、初夏は畑でぐんぐん伸びる時期です。
左の画像は4月に定植した秋収穫のネギ。定植から1か月以上経ってしっかりと畑に根付き、日々着実に育っています。
右の画像は初夏ネギ。12月に抵触し着実に育ってきましたが、本来の収穫見込み時期よりも3週間~1か月ほど収穫が遅れそう。6月20日前後からの収穫予定です。
12月定植の初夏ネギは取り組みを強めて3年。この畑のネギも真冬はしっかりとビニールトンネルの中で成長しており、その後の成長が緩やかな印象。
まだまだ生育のスピードや、遅れる要因などが分かりれず、日々勉強だなあと感じています。
5月7日 日曜日
雨 21℃/19℃
GW最終日は大雨
GW最終日、大雨でした。
外作業が全然できない位の雨なので、ガラスハウスのキュウリを。
今日は大きくなっていくキュウリを支える支柱とネットを設置。キュウリは今後どんどん親ヅル、子ヅル、孫ヅルと伸ばして、隙間なく旺盛に育っていきます。その際に一層成長させるためにはなるべく多くの葉を日光に当てることが大切。
近藤ファームでは写真のようにトンネルのような形状でキュウリが寄りかかれるネットをはり、立体的にキュウリを育てます。
以前までとキュウリを支える方法を変えこの数年個の形で取り組んでいますが、これまでよりもキュウリの木一本一本の管理がしやすく、異常が見られたときなどにすぐに対応ができ、実の収穫量も増えています。
今月末から来月にかけてピークを迎えていくキュウリ、地域でも最旬になっていくのでまた何度か登場します!
5月5日 金曜日
曇りのち晴れ 26℃/16℃
初挑戦!トウモロコシが立派に
生い茂ってきました。既に慎重を越えてきており、ハウス内が南国です。
トウモロコシは雄蕊から雌蕊に受粉をさせないと実をつけないそうで、このあと主導で受粉の儀を行わなければなりません。これはトマトなどの果菜類に共通している特徴ですが、キュウリなどのウリ科はどんどん勝手に実をつけていきます。改めて考えてみると野菜の生態は凄いし全く分からないことばかりです。
全く分からないことばかりの中で、多くの生き物の命を頂いて生きているんだなあと実感しました。
トウモロコシは各苗から1本、稀に2本、実が収穫できるようで、5月末~6月に一気に収穫予定です。鮮度が落ちるのも早いそうで、収穫時期が来たらトウモロコシにかかりっきりになりそうです。
時期といい見た目といい、凄く穏やかな気持ちになるのにとてもハードな作業なのが農業っぽいです
5月4日 木曜日
快晴 25℃/13℃
気持ちよいGW、楽しみなサラダ春菊
いよいよ始まっています今年のGW。ここ数年はこの時期30℃くらいまで気温が上がって暑くてどうしようもないことが多かったのですが、今年は気持ちよい夏日が続いています。
先日まで苗で育てていたサラダ春菊を畑に解き放ちました。これから広い土の上で栄養を吸ってどんどん大きくなっていきます。
出荷できる野菜は5月中旬にはコマツナカブの2種類になってしまいますが、育てている野菜は年間で一番多いのが今です。
5月末ごろから、このサラダ春菊、キュウリ、トウモロコシと続々と出荷物が増えていきます。一番過ごしやすく気持ちよい時期、忙しいですが初夏を満喫していきます。
5月3日 水曜日
晴れ 23℃/12℃
カブ、絶好調
5月に入り尚、コマツナと株が絶好調です。あと1週間もたたずにネギの出荷が終わり、近藤ファームの出荷する野菜の種類が年間で一番少ない時期に入りますが、この時期を支えてくれるのがこのカブとコマツナです。
特にこの2種類は基本的に年間を通して生産ができ、かつ、収穫から時間が経つほど鮮度が落ちるため、地元産であることに大きな意味がある野菜です。
最近は東京都内給食からの依頼も増加傾向にあることや都内のイオンでも出荷が始まったこともあり飛ぶように売れています。
店頭にも地元の野菜が少ない時期ですが、是非新鮮なカブ、コマツナをご賞味ください!